『椎名林檎と彼奴等の居る 真空地帯 -AIR POCKET- 2018』セットリスト+ライブレポ
[2018.03.06] 椎名林檎 ひょっとしてレコ発2018@川崎市スポーツ・文化総合センター
ひょっとして ふたを開ければ エアポケット
OP
三分間のカウントダウン。
NASAならぬ、RINGOによって打ち上げられるロケットの発射映像で盛り立てます。
1.人生は思い通り
一曲目からコレ...!個人的に大好きな楽曲でしたが、披露されることのなかった『人生は思い通り』。
前回のツアー同様、まさかの楽曲からスタートです。
2.おいしい季節
聴き慣れた楽曲で落ち着きます。
「ひょっとして〜」のツアーロゴに相応しい、ポップで女の子な楽曲。
3.色恋沙汰
PVを彷彿とさせるスクリーン映像で、世界を飛び回っているような感覚に。
恋をした女の子は「世界とまさに出会そうとしてる」のでしょう。
4.ギブス
懐かしのギブス...!ビリビリし過ぎて完全に殺られました。(1/4)
女の子の恋はここで急展開を迎えたようです。
5.意識
間髪開けずに意識。
「プロローグ」(英詞)
...ある男がいた...
...彼は照れ屋で...
...とても聡明で...
何かの詩の引用か、それとも書き下ろしか、分かりません。
6.JL005便で
ここで離陸
7.弁解ドビュッシー
また殺られた(2/4)
8.少女ロボット
女の子が少女へと。
9.浴室
黒髪ロングへと大変身。
扇子を包丁に見立てて、
リンゴを切り刻みます。
10.薄ら氷心中
11.暗夜の心中立て
心中。恋に溺れた少女はその長い髪を切り刻み、おとなへと変化していきます。
12.枯葉
13.眩暈
イントロが流れた瞬間、
反応する者、しない者。
座禅以来でしょうか。
14.おとなの掟
日本語で...!もはやカルテットでもナオでもないアレンジ。このアレンジが1番好きになりました。
15.重金属製の女
また(3/4)
おとなになった彼女は立ち上がります。
16.静かなる逆襲
アコギで披露。『果物の部屋』に近いアレンジ。
『逆輸入〜航空局〜』に込められたテーマ、「女の子が立ち上がるチャンスを描く。」この逆襲ブロックはそういった意味を持つのでしょう。
17.華麗なる逆襲(英詞)
「カ!ワ!サ!キ!」
18.孤独のあかつき
日本語で...!もしかしてキーが高くて歌えないんじゃなかろうか...そんな勝手な想像で諦めていましたが、ついに初披露です。
19.自由へ道連れ
空にスケボーは要らない。
20.人生は夢だらけ
最高でした。「ものがあるよ〜〜〜」の伸びの良さが富士山級。
人生で始まり人生で終わる。
まさに、一人の人生を辿るかのような演目でした。
-encore-
21.丸の内サディスティック(EXPO ver.)
「もう、帰れる...!ご飯が、待ってる...!」と言わんばかりに軽快なステップで再登場。
御召し物はツアーグッズ(受注生産)にもなっている、あの着物です。
22.NIPPON
林檎さんはこの曲が好きなのでしょうか。
23.野性の同盟
最後にご挨拶。
最高のシビレ。
殺られる(4/4)
このトンデモナイ音圧は是非会場で!
ED
フェードアウトしていく野生の同盟。
煙幕を張って姿をくらました彼奴等。
私たちは残され、着陸したのでした。
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