黒猫倶楽部

椎名林檎音源交換所

『椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015』セットリスト

鬼が出るか蛇が出るか、初日の百鬼夜行

 

 

1.凡才肌

妖怪達の夜行を彷彿とさせるBGMから一転、凡才肌の一節が聴こえ、息を呑みます。意外でしたが、佐藤芳明さん(アコーディオン奏者)が今ツアー不在のため、ヒイズミさんの伴奏でした。


 2.やさしい哲学

イントロが流れ、泣いてしまいました。大好きな曲です。幕が下り、一気にボルテージが上がります。最前列で拝見されてた方々も皆起立し、椎名林檎を迎え入れます。


3.いろはにほへと

タンバリンゴです。党大会では深ぁいところでビリビリさせられましたが、今回は原曲に近い演奏です。


4.尖った手口(英詩)

三文ゴシップから。はじめ英詩だとは分からず、歌詞間違えかと思いました。ラップ部分では、「神様、仏様」のPVの世界観にMummy-Dさんが入ったかのような映像が流れました。(撮り下ろしのようです)


5.労働者

レコ発で披露され、ライブ映えぶりが確認された楽曲でもあります。(Worksongとのマッシュアップは行われず)


6.走れゎナンバー

年女と同様のスクリーン映像を背に。この日以降の公演では、洋題「To the sea of trees」の謎が解けたようです。


7.神様、仏様

「そうだよ~」の箇所で一旦伴奏が抑えられ、サビで一気に盛り上げるアレンジが大好きです。向井秀徳のセリフはツアー用撮り下ろしか、はたまた素材の別テイクか。ラストはホーンセクションと共にメンバー紹介映像です。お札が落ちます。林檎は地獄の淵へ突き落されました。


8.現実に於て(ヒイズミ
9.現実を嗤う
10.SG ~Superficial Gossip~
11.熱愛発覚中(リップシンク+ダンス)
12.至上の人生
13.ブラックアウト
14.迷彩
15.罪と罰
16.夢の途中(浮雲
17.Σ(拡声器)
18.警告
19.マヤカシ優男
20.名うての泥棒猫
21.真夜中は純潔
22.とりこし苦労

 

23.きらきら武士

Deyonnaに変身です。アレンジが心なしかどこか乗りにくく、手旗を持て余していました。(年女の能動的三分間とデジャブです)ところが、ラストサビでは栓が外れたかのように一気に乗りやすくなりました。手旗が大活躍です。ジュリアナ東京の様になる方もちらほら。ここは東京。


24.華麗なる逆襲

前曲から流れるように歌いだします。「hello~」の箇所は「八王子~」と呼びかけます。


 25.御祭騒ぎ

ラストではサンバを思わせるスキャット浮雲との声が合わさり、togethernessを感じます。


26.長く短い祭(リップシンク

夏フェスではリップシンクで披露され、肩透かしを食らった楽曲でもあります。ツアーでもか....と落胆していましたが、後半では体も手旗も揺れていたのでした。


 27.群青日和(拡声器)

出だしが失敗。がしかし、「宿が豪雨」と聴こえた瞬間。会場の空気が変わります。ラストスパートに向け、追い込みです。


28.NIPPON

最後の曲です。スクリーンに映る、青空をバックに行われる国旗掲揚には胸が熱くなった方も多かったことでしょう。
 

(アンコール)
29.虚言症

「.....まさか!!」と言わんばかりの選曲。ジャズアレンジでも顔見世アレンジでもなく、原曲に近い演奏でした。颯爽と現れ、颯爽と帰ってしまいましたが、大丈夫です。


ER .二人ぼっち時間 (CHORUS:MANGARAMA)

「え、もうエンディング?」と騒めく中、かわいらしいミニ林檎達のおかげで笑顔の終演です。